電車で席を譲られた時の断り方

電車に乗っているとき、私の隣に杖をついたおじいさんが立っていました。
私の前に座っていた女性は、大荷物にもかかわらず、そのおじいさんに席を譲ろうと立ちました。
するとおじいさんは
「いいですよ。座っちゃうと逆に、立った時に膝が痛くなっちゃうの。でもありがとう。」
と断っていました。

席を譲ったにも関わらずそれを「大丈夫です」と断られたというのは多くの人が経験しているのではないでしょうか。
そうなると、譲ったことが何故か恥ずかしく感じられ、その場の居心地が悪くなってしまったりします。

でもこのおじいさんは、単に断るのではなく、理由を述べ感謝の言葉を述べていて、こういう断り方なら相手も嫌な思いはしないで済むんだろうなーと思いながら見ていました。
素敵だなと思いました。

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